2017年度(平成29年度)の一般会計の決算

平成30年10月22日から10月30日にかけて、平成29年度決算を審査する決算特別委員会が開かれました。

平成29年度の普通会計(一般会計と基本財産基金運用特別会計の合算)決算は、実質収支で6億1,479万2,000円の黒字を確保しました。投資的経費は53億3,785万8,000円となり、小学校の耐震改築事業の減などにより前年度から減少しています。一方、義務的経費は213億3,122万9,000円となり、臨時福祉給付金の減があったものの、実質的な扶助費は約5億円増加しています。

江別の顔づくり事業

  • 街路・インフラ整備:野幌駅南通り第2工区の整備工事や用地買収、物件補償を推進しました。また、8丁目通りの整備(電線共同溝等)についても北海道の事業と連携しながら進められています。
  • 土地区画整理と進捗状況:野幌駅周辺土地区画整理事業および街路事業等の進捗率は、平成29年度末時点で87%〜88%に達しています。
  • ロードヒーティングの検証:野幌駅北口広場で導入されている地中熱ヒートポンプ式ロードヒーティングは、4年間の実績で電気代が電熱式の約3分の1に抑えられ、計画通りのコスト削減効果が確認されました。

除排雪 冬期間の道路交通を確保するため、市道の除排雪、路面凍上改修、雪堆積場の管理などを実施しました。大型ロータリー除雪車1台と歩道ロータリー除雪車2台の計3台を更新したほか、101の自治会排雪に対してダンプトラックの貸し出し支援を行いました。

環境・リサイクル(拠点回収・再利用) ごみの減量化とリユースを推進するため、リサイクルバンク事業を継続しました。平成29年度のリサイクルバンクへの搬入個数は1,222個、再利用点数は1,206個となっています。一方で、市民1人1日あたりのごみ排出量は671gと前年度よりわずかに増加(0.1%増)しており、継続的な啓発が課題となっています。

子育て支援と待機児童対策 待機児童解消のため、平成29年度末時点で地域型保育施設を7施設(定員111人)設置し、次年度に向けてさらなる定員拡大を計画しています。放課後児童クラブは定員716人に対し登録児童が795人と超過傾向にあり、いずみ野小学校の余裕教室整備など受け皿の拡充を進めました。病児・病後児保育事業の延べ利用者数は1,708人と過去最高を更新しています。

フード特区・海外市場開拓 「フード特区」の推進として、シンガポールの明治屋での「江別フェア」や都内での実食イベントを開催し、特産品のPRと販路拡大を支援しました。北海道情報大学と連携した「健康カード」の累計発行数は1,550枚、臨床試験ボランティア数は8,706人に達しています。

救急医療体制の充実 救急救命士の養成を進め、救急救命士数は31人となりました。低血糖患者へのブドウ糖投与など処置拡大への対応を継続し、高度な救急活動を展開しています。夜間急病センターでは、内科・小児科の一次救急医療を午後7時から翌午前7時まで安定的に提供しました。

学校教育と読書環境 学校図書館の充実のため、蔵書率の低い学校への重点的な図書購入費配分を継続しました。巡回司書3名および支援司書1名を派遣し、平成29年度は6校に対して重点的な支援を行うとともに、単発的な「ピンポイント支援」を含め計15校の読書環境整備を支援しました。

地域防災力の向上 各種訓練や「防災あんしんマップ」の作成を通じ地域防災力を強化しました。災害備蓄品については、毛布1万枚の目標を達成し、食料についても避難者1万人を想定した1万230食の備蓄を完了しています。また、対雁小学校への緊急貯水槽設置など、応急給水体制の整備も進められました。

市税の収納状況 全税目合計の徴収率は97.7%となり、前年度より0.5ポイント上昇しました。個人市民税の現年分徴収率は99.5%と高い水準を維持しています。コールセンターによる電話催告やコンビニ収納(約800万円の手数料を投じ利便性を向上)などの取り組みが着実な成果を上げています。

財政調整基金 市の貯金にあたる財政調整基金は、平成29年度末で21億6,217万2,000円の残高となりました。この基金は、道路整備(1億6,100万円)、江別の顔づくり事業(1億4,500万円)、除排雪事業(1億円)などの財源として活用されました。

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