令和6年度(2024年度)の決算審査が、10/21~10/31にかけて予算決算常任委員会で行われました。
○主なトピック
・救急搬送
R6年の救急出動件数は5,811件、搬送人数は5,012人となり、過去最高となった前年から出動件数270件、搬送人数165人の減少となっています。市内医療機関での救急受入割合は、66.8%となり、市外搬送割合は減少傾向にあります。
平均医療機関収容時間は47分0秒となり前年の48分16秒から短縮されています。
・市内太陽光発電
市内に10kW以上の太陽光発電施設は89ヵ所、そのうちメガソーラーと呼べる1MW以上の施設は4ヵ所となっています。
・外国人住民数
市内に居住する外国人住民数は、R7年4/1時点で1,094人(前年比94人増)となり、コロナ後に増加傾向が続いています。
国籍別では、ベトナム229人、パキスタン224人、中国174人、インドネシア93人、ミャンマー89人、在留資格では、技能実習259人、特定技能170人、永住者165人、家族滞在134人、技術・人文知識・国際業務126人などとなっています。
今後、外国人住民数に関する統計情報は毎年発行される統計書に掲載される予定となっています。
・児童扶養手当
ひとり親家庭(所得による支給要件あり)に対して支給されている手当です。
近年減少傾向にあり、R6年度受給者は757人(前年比16人減)となっています。
・生活保護
R6年度末の生活保護世帯は1,258世帯(前年比7世帯増)、1,497人(前年比15人減)となっています。
・年末見舞金
社会福祉協議会が民生委員の協力を得て把握した生活保護世帯と同水準世帯に対し、世帯構成員に応じた見舞金を支給している事業です。
R6年度は634世帯、980人(前年比9世帯増、39人減少)となっています。
・就学援助
経済的な理由により就学困難な家庭に小中学校でかかる経費の援助を行う制度です。
R6年度認定者数は1,198人、全児童生徒数の13.7%(前年比31人減、0.4ポイント減少)となっており、ここ数年の減少傾向に変化はありません。
・ふるさと納税
R6年度は17,316件、2億7000万円(前年比4,758件減、9761万円減)となりました。
R5年10月の制度改正により返礼品を含めた全ての経費の合計を寄付額の50%以内に抑える必要があり、送料などがかさむため、返礼品割合30%から20%に変更したことにより、競争力が落ちたとされています。制度上は返礼品割合は30%まで可能となっていますが、北海道からの個別発送は送料がかさむため、R6年度でも経費合計は48%まで高まってしまっています。
一方、市民が市外へふるさと納税を行うことによる市外への流出額は2億5099万円(前年比3435万円増)となり、年々流出額が増えています。
地方交付税による減収補填の仕組みがあるため、7727万円の効果はあることになりますが、市への寄付額が伸びず、市外への流出額が増え続けるとマイナスの影響が出る可能性もあります。
・財政調整基金、庁舎整備基金
市の貯金にあたる財政調整基金は、R6年度末で37億7607万円の残高となり、前年度から5億4870万円増加し、過去最高額まで積みあがっています。
また、市役所建て替え用の基金である庁舎整備基金は、R6年末で17億9705万円(前年比6億7795万円増)となり、ここ数年の土地売却収入などを充てることで急ピッチで増加させてきました。新庁舎の建設当初に必要な資金は27.6億円とされており、その相当部分を庁舎整備基金で賄えることになります。
・市税収入
R6年度の市税収入調定額は131億円(前年比2.4億円減)、実際に納入された収入額は129億円(前年比2.2億円減少)となりました。
R6年度は国の定額減税により住民税の減税も実施されたため、個人住民税が3.6億円の減少となったことにより市税全体が減少しています。
一方、宅地造成や地価上昇の影響で、固定資産税と都市計画税の合計は1.4億円増と増加傾向が続いています。
また、地方交付税は135億円(前年比6.8億円増)となり、過去最高額となっています。
