3/10から3/18にかけて令和4年度予算を審査する予算決算常任委員会が開かれました。
R4年度の予算総額は481億円となり、R3年度当初予算から9億円の増加です。福祉・医療などの社会保障費の自然増により、当初予算としては過去最大となっています。
〇除排雪
R4年度当初予算自体はR3年度の大雪前に策定されているので、過去の見積もり方と同様のものとなっています。
今回の大雪対応の課題を分析して、今後の対応について継続的に検討を行うとされています。
〇江別太南大通り
江別太地区の江別太南大通りですが、国道337号との交差点が江別東IC出口で交差するように1kmほど付け替えられることとなり、R4年度は用地取得などが行われます。地盤改良の見通しなどが分かっていないため、現時点で開通予定は未定となっています。
〇えみくるへの大型木製遊具設置
美原にある都市と農村の交流センターえみくるに、新たに大型木製遊具が設置されます。
子育て環境の充実の1つとして屋外の遊び場をつくる必要性から予算化されるものです。
R6年から新たに創設され、年額一人1000円課税される森林環境税から市町村に配分される金額を本事業に使うこととなっています。
○テレワーク・サテライトオフィス補助金
コワーキングスペースなど他者へのオフィス環境を整備しようとする事業者向けの上限200万円の補助金と、サテライトオフィスを設置する事業者への上限500万円の補助金が、企業立地補助金として新たに設定されます。
〇子育て事業を利用するひとり親家庭への支援
ひとり親世帯の子育て環境整備のため、緊急サポートネットワークと放課後児童クラブの利用料の一部が助成されます。
〇保育園
R4年度4月の国定義ベースの待機児童はゼロになると見込まれています。R4年度内には認定こども園となる幼稚園があり、保育定員が71人拡大される予定です。
また、保育士業務を支援するために、保育支援システム導入する施設に対して費用の一部が助成されます。
〇GIGAスクール
2学年分のタブレットが追加され、全学年にタブレットが導入されることになります。
モバイルルータを整備し、学級閉鎖や感染症の影響により登校できない児童生徒に対して貸し出しが行われます。
〇小中一貫教育
これまで第二中学校区をモデル校区として実施されていた小中一貫教育が全学区に導入されます。
〇未来型政策検討事業
全国24都市で構成されているデジタル&ファイナンス活用による未来型政策協議会に参加し、デジタル技術の活用により、地域課題を解決する政策を検討していくものです。
〇LINE公式アカウント
これまで試行されていた、プッシュ型でセグメント配信できるLINEを活用した情報発信が本格運用されます。災害時には江別市防災情報提供サービスと同様の情報が発信される予定です。
〇市役所本庁舎建て替え
R4年度は、基本構想を策定します。また、有利な起債制度の創設を目指し国に対して要望を続けます。有利な起債制度での建設を主眼にしており、R4年度中に制度ができない場合は、その後も要望を続けることとし、制度創設までは次の段階となる基本設計には入らないとされています。
〇職員給与削減の廃止
市立病院の経営再建支援のため、R2年6月から行われていた職員の給与削減が、当初予定のR5年3月から短縮され、R4年3月で廃止されることとなりました。経営再建支援のための金額が一定程度、貯まったためとされています。
尚、合わせて行われていた議員報酬の削減も廃止されます。
○職員体制
上下水道・病院を除いた一般会計部門のR4年度の正職員数は743人(R3年度より+1人)、会計年度任用職員は633名(R3年度より+7人)となります。
○税収見込み
市税は当初想定していたほど新型コロナによる落ち込みが見られず127億円、R3予算比4.0%増となると予定されています。
国からくる地方交付税は111億円、R3予算比11.4%増、臨時財政対策債は5.2億円、R3年度比71.6%減となっています。
財源の使途が特定されず自由に使える収入と言われている一般財源総額は、281億円と当初予算としては過去最高となります。
○財政調整基金
市の貯金にあたる財政調整基金は、市立病院の資金不足を補うための長期貸付に使われR1年に残高10億円となっていましたが、R2年度末に12.5億円となり、R3年度末では19億円となるとなる見込みです。R4年度予算では4億円を使う予定です。
市立病院が新型コロナ補助金により黒字化しており、また、新型コロナ関連の交付金が多く入ってきているため、R3年度末時点では財政調整基金の積み増しが出来ている状況です。
2022年(R4年)3月の予算決算常任委員会(R4年度予算審査)
予算決算