第3回定例会(9月議会)に向けて定例となっております各常任委員会が開かれましたので主なトピックをご紹介します。
一部、臨時会にあわせて8月上旬に開催された委員会での報告事項も含みます。
〇総務文教常任委員会
1. 旧江別小学校跡地の公募型プロポーザルの再公募
事業性に課題があり当初のプロポーザルが中止となったことから、改めて事業者と意見交換した中で、定期借地では採算性確保が難しく、土地を売却した方が事業実施の可能性が高いとの意見が出ていました。
そこで、10年間の買戻し特約の設定、高台の法面となる外周部を売却範囲から除外(水害時の避難場所となることを想定)、売却価格の再評価を行い、土地を売却する形で再度公募型プロポーザルをかけることとなりました。
今後、9月から11月まで公募、12月中旬に選定委員会を開催し、優先交渉者の決定が予定されています。
2. セラミックアートセンター企画展中止
7月より神田日勝記念美術館の所有する神田日勝の代表作「馬」など20点の企画展が予定されていましたが、冷房機器の故障により6日間のみの開催で中止となりました。
6月に冷房機器の故障を確認され、修理が開催に間に合いませんでした。作品を搬入したところ、適正温度・湿度の範囲内で展示することができず、展示会の中止が決定されました。
尚、7月末には冷房機器は修理されています。
3. 市内バス路線の事業者変更
現在、中央バスが運行している市内2路線(野幌見晴台線・江別2番通線)が、乗員不足によりR9年3月末をもって廃止となり、4月から夕鉄バスが運行を引き継ぐこととなりました。
便数の変更はなしく、運賃は現行と同程度が予定されています。
〇生活産業常任委員会(旧経済建設常任委員会)
1. ラピダスの排水
江別市、千歳市、長幌上水道企業団、北海道は、千歳川においてPFOS・PFOA・PFHxSの調査を行ってきており、飲用水の水質基準である50ng/L未満であることが確認されています。
R8年4月よりPFOSとPFOAが水道水の水質基準となり、市では年4回の水道水の検査を行っており、定量下限値である5ng/Lに達していないことが確認されています。
ラピダス社は今後10月に苫小牧工業用水(日最大24000立法メートル)を受水した量産ラインの試運転開始、R9年度中に量産ラインの稼働開始を予定しています。
ラピダスで特定PFASは使用されませんが、代替で使用されるPFAS(有機フッ素化合物)は公開されていません。熊本県では県が河川において特定PFAS以外も調査していることから、北海道に対して要望していますが、特定PFAS以外は国の基準値がなく、国の状況を見守るとされており、今後も市としては北海道に要望を続けることとなっています。
2. 下水道事業におけるウォーターPPP導入の検討
官民連携方式による下水道の運営手法であるウォーターPPPについて、江別市での導入可能性の調査を行うため、サウンディング型市場調査が行われました。
10年間での物価上昇リスク、人材確保、他の業種との連携、事業規模に課題があるとの意見が出ています。
引き続き検討を行い、R8年度に導入可否について判断されます。
3. 上下水道ビジョン
上下水道の長期的な計画である上下水道ビジョンは10年毎に策定されており、R11年度からR20年度が期間となる計画の策定作業が進められます。
R8年度の市民アンケート、R9年以降に外部委員会である上下水道事業運営検討委員会の開催、R10年8月に素案策定・パブリックコメント実施、R11年3月にビジョン策定のスケジュールとなっています。
上下水道料金の値上げは平成以降行われておらず、昨今の物価上昇基調を受けて、今後の上下水道の収支がどうなるかについても、ビジョン策定の中で検討が行われます。
4. 道路の穴ぼこ損害賠償訴訟
道路の穴で車のバンパーとタイヤホイールが破損したとして、R7年に市が訴えられていたものです。
市は修理費用の一部の支払いを求める和解案には応じず、R8年6月に判決に至りました。
原告の主張する車の破損が道路の穴ぼこによって生じたとは認められず、原告の請求は棄却されており、判決が確定してます。
〇民生福祉常任委員会(旧生活福祉常任委員会)
1. やよい保育園職員酒気帯び運転
7月11日、やよい保育園の保育士が職場の同僚数名と飲食した後、運転代行に時間がかかったため、コインパーキングから近くのコンビニまで運転し停車していたところ、警察から取り調べを受け、酒気帯び運転であることが判明したものです。
2. 救急安心サービスさっぽろ#7119
10月より、急な病気にかかったときに、救急車を呼んだ方が良いのかどうかを24時間365日で看護師に相談できる救急安心サービスさっぽろが江別市民も利用可能になります。
短縮ダイヤル#7119でつながるほか、Webでの緊急度判定サポートツールも利用できます。
