今年は市長の改選期に当たったため、3月の当初予算は骨格予算と呼ばれるものとなっており、6月議会で市長方針を反映した肉付けの補正予算が提出され審議されます。今回、新たな市長に交代したため、特徴的な予算付けも行われています。
また、物価高騰対策の補正予算も追加されています。
〇物価高騰対策
・住民税非課税世帯及び住民税均等割のみ課税世帯への給付金
住民税非課税世帯と住民税均等割のみ課税されている世帯へ、3万円を給付するものです。住民税非課税世帯への給付は国の政策として実施されるもので、道及び市の独自対策として住民税均等割のみ課税世帯へも給付の枠を拡大しています。
給付金支給時期は8月頃と見込まれています。
2万世帯への給付金6.9億円、事務費8750万円が見込まれています。
・子育て世帯応援ギフトカード配布
子育て世帯に対する支援として、18歳以下の子ども1人につき、1万円のギフトカードを配布するものです。
2億円が予算措置されています。
・住宅リフォーム工事費補助金
江別商工会議所が実施する住宅リフォーム工事費助成金の事業に対する補助金です。
過去に実施したものと同様に、20万円以上の工事に対して工事費の10%が助成される(上限は1世帯10万円)ものとなる予定です。
9580万円が予算措置されます。
・LPガス高騰対策支援金
LPガスを月額2万円以上利用し、昨年よりもLPガス代が上がっている中小事業者等に対して、5万円の支援金を支給するものです。
800事業者分、4700万円が予算措置されます。
・特別高圧共同受電事業者の省エネ機器整備補助
特別高圧共同受電事業として123社に電力供給を行っている江別工業団地組合が整備する省エネ機器に対して150万円を補助するものです。
また、低所得の子育て世帯(児童扶養手当受給世帯及び住民税非課税世帯)に対して、児童一人あたり5万円を給付する「低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金」に関する予算(給付金1億6700万円、事務費1000万円)は、選挙時期と重なっていたこともあり、4月に専決処分が行われ、5月より支給が行われています。
〇肉付けの補正予算
・子ども医療助成の助成拡大のためのシステム改修費
来年4月から子ども医療助成の通院分を小学3年生までから中学3年生までに拡大することに伴う、システム改修費です。
市長の選挙公約として予算付けが行われるものです。
・適応指導教室の施設整備、不登校児童支援
不登校の児童生徒のための学習支援、相談業務を行っている適応指導教室を野幌地区に移設し、開設時間などを拡大するものです。
また、各学校に設けられている登校支援室へ派遣し、学習支援・相談業務を行う登校サポーターの人材配置に関する経費も予算措置されます。
・東西IC周辺地区土地利用調査
企業誘致に繋げるため、江別東IC、江別西IC周辺の土地利用に関する基礎調査を行うものです。
・本庁舎基本計画
市役所建て替えのための基本計画の策定を行うものです。
2023年(R5年)6月の物価高騰対策と肉付け補正予算)
予算決算