平成30年第3回定例会を前に、8月27日から8月28日にかけて各常任委員会が開かれましたので、主なトピックをご紹介します。
〇生活福祉常任委員会(8月27日開催)
石狩振興局管内消防指令業務共同運用に向けた外部調査結果 石狩振興局管内の6消防本部での共同運用について、外部委託による基礎調査結果が報告されました。共同整備により約2.4億円の経費削減(12年間合計)が見込まれるほか、指令員を現場活動に配置転換できる等のメリットがあり、平成37年度の運用開始を目指し、本年度中の合意形成を図る予定です。
ふれあいワークセンターのブロック塀の安全点検結果 大阪府北部地震での事故を受け、市有施設のブロック塀点検が実施されました。ふれあいワークセンターの塀が建築基準法の基準(2.2メートル)をわずかに超える2.25メートルであることが判明し、現在、専門家に依頼して鉄筋の状況確認や構造計算など詳細な精査を進めています。
江別市生涯活躍のまち整備事業の事業者選定結果 大麻地区の旧札幌盲学校跡地を活用した拠点整備について、社会福祉法人日本介護事業団を代表とするグループが事業予定者に選定されました。提案にはサービス付き高齢者向け住宅、障がい者グループホーム、温泉大浴場を備えた地域交流拠点施設などが含まれ、平成33年3月の整備完了を目指します。
生活保護基準等の見直し(平成30年10月施行予定) 国の算定見直しに伴い、生活扶助基準が3年間で最大5%段階的に減額される一方、児童養育加算の対象が高校生まで拡大される等の変更点が報告されました。また、大学等への進学を支援する「進学準備給付金」の新設なども盛り込まれています。
〇経済建設常任委員会(8月27日開催)
北海道フード・コンプレックス国際戦略総合特区(フード特区)の進捗状況 平成29年度の実績として、輸出・輸入代替額が約162.8億円(目標達成率95.7%)となったことが報告されました。江別エリアでは、江別産ブロッコリーのスムージー開発や食の臨床試験システムのボランティア登録(8,706人)などの取り組みが進んでいます。
市民交流施設用地(野幌駅南口)整備事業者の公募状況 宿泊施設と市民交流施設の複合整備を行う事業者の公募に対し、1件の応募があったことが報告されました。9月上旬に事業予定者を決定する予定ですが、委員からはプレゼンテーションの公開性や、スポーツ合宿等の需要への対応について質疑が行われました。
市営住宅(あけぼの団地)の火災復旧に伴う補正予算 あけぼの団地で発生した2件の火災被害(4戸分)について、速やかに復旧し入居に供するための工事費約3,856万円が補正予算に計上されました。財源は全額共済給付金(保険金)が充てられます。
〇総務文教常任委員会(8月28日開催)
いじめ防止対策審議会および再調査委員会の設置(条例制定) いじめ防止対策推進法に基づき、重大事態発生時に備え、事実関係の調査を行う「いじめ防止対策審議会(教育委員会)」と、市長が判断した場合に再調査を行う「いじめ問題再調査委員会(市長部局)」を設置するための条例案が示されました。平時から専門組織を常設することで、実効性のある対策を図ります。
中期財政見通し(平成31年度〜33年度) 今後3カ年の収支不足額が各年度12億〜15億円程度と見込まれる厳しい試算が報告されました。社会保障給付費の増加や大型投資事業の継続により、財政調整基金と減債基金の残高が平成33年度にはゼロになる可能性も示唆されており、一層の歳出抑制と財源確保が課題となります。
