2016年度(平成28年度)の一般会計の決算

平成29年10月23日から10月31日にかけて、平成28年度決算を審査する決算特別委員会が開かれました。

平成28年度の普通会計(一般会計と基本財産基金運用特別会計の合算)決算は、実質収支で4億2,784万3,000円の黒字を確保しました。投資的経費は69億7,122万円となり、江別第一小学校の建設などはあったものの、小中学校の耐震改築事業の減などにより前年度から減少しています。一方、義務的経費は219億5,414万5,000円となり、臨時福祉給付金の支給などに伴う扶助費の大幅な増加(約12億円増)などにより、前年度から増加しました。

江別の顔づくり事業
街路・インフラ整備 野幌駅南通りや旭通りの用地買収・道路整備を推進しました。また、8丁目通りの電線共同溝(無電柱化)整備を継続しています。
土地区画整理と物件移転 駅周辺の物件移転は累計86件、進捗率93%まで到達しました。南口広場の整備計画には、市民の要望を反映してバス待合所への屋根設置ロードヒーティングの導入を盛り込んでいます。
商業・交流拠点の形成 2016年12月に集客交流拠点「8丁目プラザのっぽ」がオープンしました。新たな「市民交流施設(仮称)」については、民間事業者へのヒアリングを行い、次年度以降の市場調査に向けて検討を進めています。

〇除排雪 冬期間の道路交通を確保するため、市道の除排雪、凍結路面対策、雪堆積場の管理などを実施しました。大型ロータリー除雪車1台と歩道ロータリー除雪車2台の計3台を更新したほか、自治会排雪へのダンプ貸し出し支援は100自治体に対して行われました。

〇環境・リサイクル(拠点回収) ごみの減量化・資源化を推進するため、市内公共施設6カ所での拠点回収を継続しました。平成28年度の回収実績は、古着・古布が3万3,264kg、小型家電が3万4,732kgとなっています。また、生ごみ堆肥化講習会などの啓発活動により、延べ8,742人が累積で堆肥化に取り組んでいます。

〇子育て支援と待機児童対策 待機児童解消に向けた受け皿の拡大を進め、平成28年11月には江別第一小学校に放課後児童クラブを新設・オープンしました。また、病児・病後児保育事業の延べ利用者数は1,347人に達しており、就労と子育ての両立支援を継続しています。

〇フード特区・海外市場開拓 「フード特区」の推進として、シンガポールの明治屋での「江別フェア」開催(3社8品目参加)や、都内での「美味しい江別ナイト」によるPRを実施し、海外・首都圏への販路拡大を支援しました。機能性表示制度「ヘルシーDo」では、市内から累計4企業9品目が認定される成果が出ています。

〇救急医療体制の充実 救急救命士の処置拡大に伴い、低血糖へのブドウ糖投与やビデオ喉頭鏡による高度な活動を継続しており、全3台の救急車に救急救命士が搭乗する体制を維持しています。夜間急病センターでは、内科・小児科の一次救急医療を安定的に提供しました。

〇学校教育と読書環境 学校図書館の蔵書率向上のため、蔵書率の低い学校への重点的な図書購入費配分を行い、全校平均の蔵書率は91.9%巡回司書3名および支援司書1名を派遣し、学校図書館の活用と質の高い読書環境の整備を支援しています。

〇地域防災力の向上 各種訓練の実施や「防災あんしんマップ」の作成により地域防災力の強化を図りました。災害備蓄品については、毛布1万枚の目標を維持し、食料についても避難者1万人を想定した1万食を超える備蓄を完了させ、計画的な更新・管理体制を整えています。

〇市税の収納状況 個人市民税の現年分徴収率は99.2%となり、全税目合計の徴収率も97.2%と前年度より0.4ポイント上昇しました。コールセンターによる電話催告やコンビニ収納の普及、納税相談室でのきめ細かな対応などの取り組みが成果につながっています。

〇財政調整基金 市の貯金にあたる財政調整基金は、平成28年度末で25億24万2,000円の残高となりました。この基金は、江別第一小学校の建設(2億1,400万円)や、江別の顔づくり事業(1億3,500万円)、除排雪事業(1億円)など、市の重要施策を推進するための貴重な財源として活用されています。

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