3/16-3/19に予算委員会の質疑が行われました。委員会に提出された資料に基づきまして一部をご紹介します(金額は一部を除き百万円単位を四捨五入しています)。
○市立病院の経営再建
(参考資料)江別市立病院経営改革プラン
4月から産婦人科の医師が2名体制となり、助産師も採用できることとなったので、休止されていた産婦人科病棟が再開されることになります。
南空知を含めてもお産をできる施設は江別市内に一ヶ所しかなかったため、再開が待ち望まれていたものです。
H21年度の予算案は2月に策定した経営改革プランに基づいたものになっています。全病棟が再開されるものの、H21年度の病床利用率は76%の見込みです。
経営改革プランではH23年度に黒字化を達成する計画となっており、H21年度では、5億2千万円の赤字、7億円の不良債務となる予定です。
再開した病棟が順調に推移することと、内科系の専門医を確保していくことが重要となります。
○顔づくり事業
(資料)江別の顔づくり事業(野幌駅周辺土地区画整理事業)について
H21年度予算案での顔づくり事業関連予算は、連続立体交差事業に3億8千万円、土地区画整理事業に2億円、商業等活性化事業に315万円となっています。
土地区画整理事業の今後の大まかなスケジュールについても資料として示されました。
連続立体交差事業はH23年度事業完了に向けて着々と進んでいますが、地権者の合意が必要な土地区画整理事業については十分時間をかけて地権者の理解を求めていくということになっています。
○介護保険
(資料)介護保険事業計画における基盤整備計画
H21年度は介護保険料の3年に一度の見直しが行われる時期にあたります。今回、事業者への介護報酬が介護労働者の待遇改善のため初めて引き上げられることになったことに加え、サービス利用の自然増と介護関連施設の整備により、介護保険に係る費用が増加します。そのため、介護保険料もあがってしまうことになります。
今回、過去3年の間に溜まった基金を取り崩すことで介護保険料の上昇を抑えますが、第一号被保険者の月額基準額で3860円から3980円に上昇します。
また、施設サービスへの要望が強いことから、3年間の計画の中で介護関連施設の整備が進められる予定です。
○学校耐震化
(資料)小中学校の耐震化実施状況
ここ数年徐々に進められております小中学校の耐震化ですが、H21年度は2校で耐震改修、2校で実施設計、3校で耐震診断とこれまで以上のペースで進められることになります。
○H21年度の特徴的な新規事業及び拡充事業
グリーンツーリズム講習会開催
妊婦検診助成(5回→14回)
ファミリーサポート事業(病児・病後児預かり事業追加)
障害者タクシー利用料金助成(精神障害1級を追加)
情報図書館への学校支援指導司書(1名)の配置
退職教員等の活用によるティームティーチングの実施
市内4大学を対象に地域振興に関する研究事業補助
尚、H21年度の一般会計予算総額は383億2千万円です。前年度対比0.7%減ですが、2月の経済対策の補正予算3億8千万円はH21年度に実施されるため、実質0.3%増の予算総額となっています。
歳入の面では、景気悪化による法人市民税の減少と3年に一度の評価替えによる固定資産税の減少などにより市税は対前年比2%減少の124億3千万円となります。不足する財源は赤字地方債である臨時財政対策債(形式上、将来的に国から補填されることになっている)を対前年度比32.5%の13億1千万円に増やすなどでの対応となっています。
予算特別委員会
予算決算